身の回りのモノが加速度的に進化していく一方で、
古くからずっと存在していて、なおかつ、今後も絶滅しないのではないかと思っているモノがあります。
それは、
「 カ ギ 」
ガキ(子供)ではなくて、カギ(鍵)ね。
(ガキも絶滅しません。)
オートロックなど、セキュリティ技術の分野は日々進化をし続けているわけですが、
鍵穴に入れてガチャっと開ける いわゆる物質としての「鍵」がなくなる時代って来るのでしょうか。
自宅の鍵が カードキーやネットワークにリンクしている鍵だとしても、
会社のロッカーの鍵はどうでしょう。
スーツケースに付けている南京錠の鍵はどうでしょう。
自転車の鍵 や 簡易金庫の鍵はどうでしょう。
こう考えると、鍵って意外となくならないのではないのかなと思えてきます。
鍵 本体そのものが壊れてしまわない限りはトラブルもなく使えるものですし、なんだかんだで重宝され続け、絶滅しない気がします。
ボッテガ・ヴェネタのキーリング
そんなわけで、
絶滅しそうにない鍵をできるだけクール&ビューティに持ち運びしたく、ボッテガ・ヴェネタのキーリングを購入しました。
実に10年ぶりのボッテガ製品GETです。
購入時に包んでもらった紙袋に本品を置いて撮影したら 広告みたいになってしまいました(下写真)。
本品はボッテガ・ヴェネタらしい ラムレザー(ナッパレザー)を編み込んだデザインのキーリングトップが特徴。
そこに、三角形のカラビナ と 丸いリングがプラス。
とてもシンプルなデザインですが、質は高く、飽きることもなさそうです。
編み込まれたひつじちゃん
ボッテガ・ヴェネタと言えば、レザーをメッシュ状に編み込んだ「イントレチャート」と呼ばれるデザインが有名ですが、このキーリングのトップのデザインもその類。
結び目をほどいていくと、ただの一本のレザーのヒモになります。
自力では戻せなくなるので ほどきませんけどね。
個人的には、シンプルさが良いなと思って購入しましたが、
よくよく考えてみると、①ラムレザーをなめして、②細長く裁断して、③製法して、④編み込んで、⑤結んで、という工程を踏んで出来上がるこのアイテム。
これ、ひつじちゃんの心境やいかに…。
ひつじライフをまっとうしたあと、皮を剥がされて、こんなアミアミ加工をされていようとは彼らも存命中は夢にも思わなかったことでしょう。
というわけで、大切に使わせていただきます。
R.I.P
便利でお洒落なカラビナ
キーリングを携帯するとき、
私はバッグの中に忍ばせていることがほとんどなのですが、身軽に行動したい時などはベルトループに引っ掛けて使うこともあります。
そのため、カラビナ仕様のキーリングを探していたわけですが これまでなかなか ピンとくるデザインのカラビナに出会えませんでした。
このボッテガ・ヴェネタのキーリングは三角形のパーツがカラビナになっているので、ベルトループなどに取り付けることもできて便利です。
三角形のカラビナ自体は特段 珍しいものではなく、雑貨屋やホームセンターに行けば難なく手に入るものではありますが、ボッテガ・ヴェネタが手掛けるとこうなるのだなぁという感心や興味深さがあって面白いです。
まとめ
鍵のお供とも言えるキーリング(キーホルダー)。
物質的な鍵は、私が寿命で死ぬであろう2070年代(まだまだなようですぐ)までは少なくとも絶滅しないと考えています。
おじいさんになってもこのキーリングを使っていることはないでしょうが、1年でも長く愛用していたいものです。
2年ぐらいでレザー部分の先っちょがヘナヘナになってしまうと確信していますが、それもまた味というものでしょう。
そういえば、
購入時に 商品をロゴ入りの紙袋に包んでくれたのですが、
この紙袋が パン屋でカレーパンを包んでくれる紙袋の素材にそっくりでした。
最後に。
この素敵なキーリングに鍵をつけても、あの素敵な女性の心の鍵を開けることはできません。
(この文を書きたかっただけで何の意味もありません。)
では、また。
スペック
- ブランド :BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)
- 商品名 :キーリング
- 品番 :651052V00501229
- カラー :ブラック
- 素材 :ラムレザー(ナッパレザー)、シルバー
- サイズ :全長約14.5cm
- 生産国 :イタリア
- 価格 :31,000JPY(plus tax)
※本記事内の写真はすべて「iPhone 12 mini」の内蔵カメラにて撮影しています。
(一部クレジット記載のある写真/画像/絵/図などは除く)