見方を変えると見えてくるものも変わる。ブルックス・ブラザーズのハンカチ。

2021年12月22日

ょっとした一人旅からの帰り道。

新幹線の車窓から外を眺めると、

家々には明かりが灯り、

見慣れない道路に車の列、

ローカル線の列車をホームで待つ人々。

景色や風景の一つ一つを切り取ってみると、

そこには色々な物語やドラマがあるでしょう。


ハンカチ1枚に描かれた絵を眺めるだけでも 色々な想像が膨らむものです。

ブルックス・ブラザーズのハンカチ

この ブルックス・ブラザーズのハンカチは、

同社が かつてのクリスマスカタログ(時期不明)の表紙に使っていたイラストがプリントされたデザイン。

アーカイブから掘り出して、ハンカチに落とし込んだ というわけです。

クリスマスの気分を高めてくれる ほっこりデザインです。

Brooksbrothers / 100179919

ほっこり、ほっこり。

なのでしょうか…??

よく見ると、また違った物語も見えてきます。

怪しき少年

ハンカチのデザインを眺めていると、

まず目に飛び込んでくるのは左下の少年でしょう。

家族に頼まれたのか、クリスマスツリーとして使用する もみの木のお買い物…

なのか??

この少年、怪しいぞ。

なんだか足早にお店から離れていくようにも見えます。

もしや…

これは…

万引きではなかろうか。

しめしめと にやけ顔で現場を足早に立ち去る少年。
帽子も深めに着用。

見てはいけないものを見てしまった感…。

みんな悪い人たち

この少年の怪しげな行動のせいで 他の人々も悪い人たちに見えてきます。

店から出てくるこの初老の男性も。

この男性…

完全にヤッてます!

GETだぜ!!!

彼の左横にいる青いアウターに身を包んだ親子も怪しげです。

「こらこら、せがれよ。そんなところに登っちゃいかんよ。」
とかなんとか言って、注意しているフリをするお父さん。

その間に息子はせっせと店のかざりをはずし、しれっとそのまま持ち帰る魂胆こんたんなのでしょう。

たくみな親子連携プレイ。

彼らは犯行後 もしくは 犯行中ですが、まさに今から万引きを実行しにいく親子もいます。

堂々と犯行に挑む彼らの姿をとらえたのが、こちら。

(店舗のセキュリティを強化すべきです。)

「さあ坊や。できるだけ高そうなものを頂きましょう。」

ただし、乗ってきた馬車の馬だけは気まずそうにしています。

気まずそうに知らんぷりする馬。
しらんぷり。

まとめ

変なことを書いていたら、もうお別れの時間がきたようです。

見方をほんの少し変えるだけで、見えてくるものも変わりますね。

当然のことのように思えますが、実は人生のヒントになることもありそうです。

おもしろい。


あ。
ハンカチのレビューをまるっきり忘れていました。

製品クオリティは可もなく不可もなく
つまり特に文句はありません、普通のコットン素材のハンカチです。

ねじれた感情でハンカチを眺めていたので、最後にもうひとつだけ。

この男性も怪しい自爆テロリストに見えてきました。

左手には爆発物。
確かな決意がそこにはありそうです。

「おしまい。」

スペック

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