青い。
この一言に尽きる。
もちろん 服の色の話ですが、
自分の人間力についても、この服と同じぐらいに青い(=半人前)です。
いつになれば、成熟するのでしょうか。
子供の頃は、大人になるとジェームズ・ボンドのようなシブいイケオジ(死語)になって、何でもスマートにこなせようになるのだろうと根拠のない自信に満ち溢れていましたが、年齢を重ねれば重ねるほど 自分がますます青くなってきているようにさえ感じます。
というより、「青いところに目がいってしまう」ということなのかもしれません。
そんな「まだまだ青い私」が、こんなにも青い服を着ると 世間からどう思われるでしょうか。
日本人である私が「I am Aisan」と書かれたTシャツを着て欧州を歩くようなもので、
しつこさと、滑稽さと、阿呆くささと(※1)が入り混じった カオス状態のバカに映るかもしれません。
そんなわけで、
今回は 私物の中からGUCCIの青いナイロンジャケットを紹介します。
文章が幼稚で拙いことについてはお許しください。
わたし、まだまだ青いので。
(ウザい)
グッチのナイロン フーデッド ジャケット
GUCCIのこのナイロンジャケット(654834 ZAGVW 4211)は、とにもかくにも「青い」です。
これ以外のことを書くのが難しいぐらい この第一印象に引っ張られてしまうアイテム。
鮮やかなブルーに差し色のホワイトが絶妙なバランスでマッチしており、レトロ感のある 洒落たアイテムに仕立てられています。
インターロッキングG
全体的にはフード付きのジップアップパーカのようなシンプルなデザインですが、左胸にインターロッキングGのパッチが付いていて、ワンポイントのアクセントになっています。
この、「インターロッキングG」という言葉。
何のことなのかというと、こういうこと。
つまり、
「インターロッキング」とはレンガ調に組み合わせた(絡ませた?)デザイン手法です。
(そういえば、ゴルフクラブの握り方にも「インターロッキング」というものがありますね。)
グッチの頭文字である「G」を絡ませたデザインこそが「インターロッキングG」です。
「インターロッキングG」という名称は なんとも大げさに誇張したような雰囲気があり、GUCCIらしさも伴っていてかっこいいですね(ほめてます)。
ミニ四駆の「ブロッケンG」とは一切関係ありあません。
あと。
ゴ●ブリにシューして、彼らがもがき苦しんだのち、触角やら足やらが絡まって息絶えている状態のことも、今後は「インターロッキングG」と言うことにしましょう。
(コレに関する参考画像はありません。)
ファブリック
ファブリックの素材はナイロン100%。
本品はGUCCIの公式商品名では「ライトウェイト キャンバス ジャケット」となっていますが、素材はナイロンです。
コシと張りのある素材感で、良い意味でナイロンらしさが無いです。
無いろん。
(ボソッ…)
裏地(メッシュ)
内側の裏地は全面がメッシュです。
身頃だけではなく、袖の内側もすべてメッシュ仕上げになっています。
半袖Tシャツなどの上からこのジャケットを着ると 袖の内側のメッシュ素材が肌に直接まとわりついてあまり心地よいものではありません(クレーム)。
一方で、非常に軽いため、その点では快適です。
左胸の内側にはファスナーポケットが付いています。
なんとも頼りなさそうなペラペラの薄っぺらいポケットですが、あると何かと助かります。
ドローコード
ツッコミどころとしては、少々長いドローコードにどうしても目が留まります。
フード部分のドローコードの長さはまだいいんですが、裾部分のドローコードは個人的には長すぎて邪魔です。
このように胸元まで垂れ下がっているドローコードを見ると、浜崎あゆみの あの写真(※2)を思い出しますね。
裾のドローコードはこの長さです。
↓
オーバーサイズなデザインを表現するために一役買っているのでしょうが、実用性はゼロです。
むしろ、歩くたびにキン●マのように ぶらぶらと揺れて なんだか恥ずかしい。
あと、おしっこをするときにも ぷらんぷらんと無邪気に邪魔をしてきます(じっとしていて欲しい)。
ポケット
フロント両サイドにはファスナーポケットが付いています。
ファスナーテープの色がホワイトになっているので、ブルーとのコントラストが綺麗です。
ポケットの使い勝手は65点。
つまり「普通」です。
その他ディテール
最後にその他のディテールについて。
ブランドタグは裏側の襟元についています。
特筆するようなことでもなく、定位置ですね。
二塁と三塁の真ん中あたりにショートが守備位置を取っているのと同じで、驚くべきことではありません。
続いて、袖口。
シャーリングのリブ仕様になっています。
テンションは少しきつめ。
渋谷の飲み屋で「ウェェェェーーーーーイ!!」と騒ぎながら飲んでいる民たちのことではないです。
フロントのファスナーはダブル仕様です。
(私はほぼ閉めることないです。)
トップのデザインが可愛い。
以上、ディテールの紹介でした。
まとめ
まとめです。
今回は私物の中からグッチのナイロン フーデッド ジャケットを紹介しました。
イタリアのブランドらしく、鮮やかなブルーが印象的なアイテムです。
船が転覆して海に投げ出された際、この服を着ていると海の色と同化してしまって レスキュー隊に救助されなさそうなので、沖に出るときにはこの服は着ないようにします。
なんのこっちゃ。
まだまだ青い私の雑記的なブログをいつも懲りずにご愛読いただきありがとうございます。
この青い服が、10年後にどうなっているのか楽しみです。
きっとまだ青いままで、私もまた同じでしょう。
注釈
(※1)しつこさと、滑稽さと、阿呆くささと
篠原涼子の「恋しさと せつなさと 心強さと」(作詞作曲・小室哲哉)のオマージュ引用です。1994年にリリースされたこのJ-POPの楽曲は、映画『ストリートファイターⅡ MOVIE』の主題歌としても有名になりました(観てませんけどね)。大人になってから歌詞を読むと子供の頃とは違った何かを感じ取れるはずだと思い、ネットで歌詞を調べて熟読してみましたが いまだにピンときませんでした。まだまだ私が青いからでしょうか。もしくは 大した歌詞ではないです。
(※2)浜崎あゆみの あの写真
この写真です(下画像)。浜崎あゆみのことを全くよく知らないので無責任なコメントは差し控えておきます。何が言いたいかというと、この髪の毛の長さぐらい本品のドローコードも長いということを伝えたかったわけです。(ここまで長くはないか。)しかし、彼女のことをほとんど知らない私でも このアルバムジャケットの写真は記憶に残っているとは、ブランディングやマーケティングとは恐ろしい(?)ものですね。
スペック
- ブランド :GUCCI(グッチ)
- 商品名 :ライトウェイト キャンバス ジャケット
- 型番 :654834 ZAGVW 4211
- カラー :ブルー
- 素材 :ナイロン100%
- 原産国 :イタリア
- 価格 :135,000JPY(plus tax)
※本記事内の写真はすべて「iPhone 12 mini」の内蔵カメラにて撮影しています。
(一部クレジット記載のある写真/画像/絵/図などは除く)