肌が敏感だった幼少期。
毛糸アイテム特有のあのチクチク感が嫌いで、セーターはもとより 手袋でもバッグでも 毛糸のモノは触るのも嫌なぐらい好きではなかったのですが、成長するにつれて気にならなくなってきました。
立派な大人になった今では毛糸アイテムはむしろ好きな素材のひとつですが、見方を変えると幼少期の繊細さが失われたとも言えます。
子供の頃に苦いと感じて敬遠していたピーマンやミョウガも 大人になると美味しく食べられるようになるものですが、食べられるようになったことを”世界が広がった”とプラスに考えるのが一般的である一方、”自分の繊細さが失われた”とあえてマイナスに考えてみることも ときには面白いのではないかと思いました。
そんな天邪鬼な考え方をしているからいつまでたっても未完の凡人(←仮に完成しても凡人という意)なのでしょうが、極端に真逆の発想で物事を考えてみることは子供のころからよくやることで、やってみると妄想が止まらなくなって案外楽しいので皆さんも是非どうぞ。
さ、そんなことよりも私物紹介です。
グッチ×アディダスのウールトートバッグ
今回の『行け行け、私物くん!』で紹介するアイテムは、グッチとアディダスのコラボのトートバッグ。
マチ無し&裏地無しのシンプルな作りで ちょっとそこまでの外出にも使いやすいアイテムです。
素材はウールですがチクチク感はありません。
(私の繊細さが失われた説が有力。)
ざっくりとしたクロシェ編みで季節感も出せるほっこりデザインです。
参考までに、クロシェ編みとは《かぎ針編み》という意味です。
黒瀬 亜美(人名)ではありません。
誰だ。
フロントには大きくアディダスのトレフォイルロゴがデザインされています。
レトロな雰囲気があって可愛いです。
これも参考までに書いておくと、「トレフォイユ」とは「三つ葉(模様)」という意味。
ふむ。
背面にはアディダスのスリーストライプがデザインされています。
うわぁ、派手で使いにくそう…
と思いきや、このカラーリングセンスがなかなか秀逸です。
購入時はピンク色の存在がエッジが効きすぎて使いにくいかな?と少し心配しましたが、意外にもしっくりきます。
ニット素材でこのカラーリングを表現しているからでしょう。素晴らしい。
使い勝手
続いて使い勝手のレビューです。
このバッグはマチ無し&裏地無しなので仕様は至極シンプル。
内側はこんな感じ。↓
内側にはポケットも無く、本当にシンプルな作りです。
気楽にザクっと使えるのが個人的には嬉しいポイント。
持ち手の素材はレザーです。
↓
このディテールも個人的には「ナイス!」のひとこと。
持ち手の素材をレザーにしてくれたおかげでラグジュアリー感が出ますし、なにより使いやすいです(持った時のホールド感が良い)。
カラーがブラウンなのもこれまたナイスです。
細かい話ですが、バッグの内側にハンドルと同素材のレザーでネームタグも付いています。
↓
実使用していて感じるのは、マチ無しのバッグなのでヘナヘナ感があること。
芯材が入っていないニット素材のバッグなので仕方がないことですが、ぐでんぐでんに酔っぱらって道端で潰れている人のように見えることがあります。
中に荷物を詰めない限り、もちろん自立しません。
ちなみに荷物を詰め込んでみるとこうなります。
↓
最後に付属品の紹介です。
バッグにデザインされたロゴと同じロゴがプリントされた黄色の保存袋が付いています。
が、使いません。
まとめ
まとめです。
今回は私物の中からグッチ×アディダスのウール素材のトートバッグを紹介しました。
派手なカラーリングと素材のほっこり感が上手くマッチしたアイテムです。
今では毛糸やウールのチクチク感を何も感じなくなった中年の私には あの頃の繊細さをもう一度感じ取ってみたい気持ちもありますが、やっぱりチクチクするのは嫌だなぁと結局はわがままを吐いて退散します。
さらばっ。
スペック
・ブランド :GUCCI(グッチ)
・商品名 :adidas x Gucci ミディアム トートバッグ
・品番 :723026 FAAZG 5743
・カラー :グリーン×ピンク
・素材(表) :ウール
・素材(持ち手):レザー
・本体サイズ :約・W36×H40(cm)
・仕様 :裏地無し
・生産国 :イタリア
・価格 :185,000JPY(plus tax)
※本記事内の写真はすべて「iPhone 12 mini」の内蔵カメラにて撮影しています。
(一部クレジット記載のある写真/画像/絵/図などは除く)