最初にこの靴をパラブーツの公式サイトで見たとき、「甲子園の芝のようだな」と感じてワクワクしました。
盗塁するランナーかのごとく 店頭まで走って向かったのですが、実物を見ると甲子園の芝よりもくすんだ緑色をしていたので ガッカリしたのと同時に、実際に使うとなると使いやすいだろうなと安心もしました。
パラブーツのアヴォリアーズ(VEL GREEN)
私が今回購入したのはパラブーツのアヴォリアーズ。
同社のハイカットシューズを代表する定番人気のモデルです。
アヴォリアーズは表革の黒や茶色が主流ですが、今回はグリーンが特徴的な色モノをGET。
発色が強くないモスグリーンのようなくすんだトーンなので使いやすいカラーです。
「ただの緑」というわけではなく、ウェルトのカラーがナチュラルカラー、履き口のカラーも茶色っぽいトーンです。
このツートーンカラーが甲子園感を増幅させています(甲子園の芝と土)。
もうひとつ。
購入後にこのブログ記事を書くために写真の撮影をしているとき、あることにふと気が付きました。
この靴、『ゼルダの伝説』(任天堂・コンピューターゲーム)の主人公・リンクが履いていそうだな、と。
そんなわけで、早速リンク君の画像を検索。
↓
…。
なんだ、リンク君が履いているのは茶色のレザーブーツでした。
ありゃりゃ。
リンク君が履く靴には似ても似つかないですが、リンク君そのもののカラーリングにはリンクします(つまらん)。
ディテール紹介
ここからはディテールの紹介です。
まずはシューレース(靴紐)。
レースアップのマウンテンブーツなので 靴紐の存在感もしっかりとあります。
ちなみに、靴紐を通すDカンは最初の4つのみ。
5~7個目まではフック仕様です。
続いて、製法について。
パラブーツが誇るノルウェイジャン製法で組み上げられています。
山道や岩場を歩く際にも安定感のある履き心地があり、ブーツとしての機能性はもちろんながら 見た目にもボリューム感があるので”これぞマウンテンブーツ”なディテールですね。
ソールはジャンヌソールです。
↓
ソールについては いつもあまり多くを書かずにサラッと流していますが、今回も流します。
ごめんね、ジャンヌ。
最後に履き心地について。
ブーツなので脱着は正直に言って少し面倒くさいです(仕方ない)。
ササッと食事を済ませようと思って入った蕎麦屋のカウンター席が満席で、無駄に豪華な座敷席に通されたときなんかは特に面倒くさいです。
履き口には柔らかなクッション入りのパッドが付いてます。
履き口はガバッと大きく開くので足入れはしやすいです。
フィッテイングはブーツのためか少し悩むところ。
私は普段のパラブーツよりもハーフサイズアップのサイズをチョイスしました。
レースアップブーツなので靴の中で足が多少ブレたとしても 靴紐をきつめに締めればフィッテイングはどうにかなります。
冬場に履くことが多いブーツ、靴下の厚みも考慮したうえでのサイズ選びがおすすめです。
まとめ
さ、今回のまとめです。
今回はパラブーツ(Paraboot)のアヴォリアーズのグリーンを紹介しました。
緑色の靴は使いにくいかなぁと購入を少し迷いましたが、合わせてみると意外にも使いやすいです。
抹茶とほうじ茶を並べたような美味しそうなカラーリングが好みです。
(甲子園とゼルダの話はいずこへ…)
そうか、最初から「抹茶&ほうじ茶カラーです。」と紹介すればもっとお洒落に聞こえましたね。
まだまだ勉強不足でした。
勉強します。
勉強するのでここでおしまいです。
おしまい。
スペック
ブランド:Paraboot(パラブーツ)
モデル名:AVORIAZ(アヴォリアーズ)
型番 :148743
カラー :VEL GREEN
アッパー:スエードレザー
ソール :JANNU SOLE(ゴム底)
製法 :ノルウェイジャン製法
原産国 :フランス
価格 :75,000JPY(plus tax)
※本記事内の写真はすべて「iPhone 12 mini」の内蔵カメラにて撮影しています。
(一部クレジット記載のある写真/画像/絵/図などは除く)