ボマー(爆弾魔)に間違われないように気を付けよう。ダブルアールエルのナイロンバッグ。

2022年7月17日

年、とりわけ1990年以降、テロ事件が毎年のように世界のどこかで起こっています。

テロリズムの定義とは「政治的目的を達成するために暴力を働くこと」であり、その行為は決して許されるものではなく、テロの犠牲になった被害者(特に一般市民)には何ら一切 罪も責任もありません。

ニュースや新聞などでテロ事件のことを目にするたび、被害者への同情を大きく感じます。

一方で、加害者のことが気になることも多くあります。

なぜ遂行したのだろう、どのように準備をしたのだろう、下調べにどれほどの時間を使ったのだろう、どのような心理状態だったのだろう。

そして、遂行したあとの心理状態はどう変化していくのだろう、と。

加害者自らも死んでしまう自爆テロなら別ですが、そうでない場合は加害者は生き続けなければなりません(少なくとも死刑が執行されるか自殺・他殺をするまでは)。

彼らはその残された人生の中で何を感じ、何を想うのでしょう。

ふと、そんなことに頭を巡らせることがあります。

特に今回紹介するバッグを持って歩いているときには。

ダブルアールエルのナイロンバッグ

今回 紹介する私物は、ラルフ・ローレン、ダブルアールエル(RRL)のナイロンバッグです。

RALPH LAUREN (RRL) / MARRBGS03920003301
後ろはこのようなデザイン。前面デザインと同じです。

普段、オープントートバッグを使っていることが多い私にとって、このバッグを持っているときは自分がボマー(爆弾魔)か何かになったような気持ちになりますやばいぞ その心情

理由はいたって明快で、このバッグにはミリタリー(=軍隊)っぽいオーラがムンムンと漂っているから。

公式HPのアイテム説明文にも、「20世紀中頃のサープラスバッグにインスパイアされたアイテム」と書かれているため、ミリタリーを強く意識したバッグであることは間違いありません。

参考までに、サープラスバッグの「サープラス(surplus)」とは「余剰」という意味ですが、このアイテムの場合は「軍の放出品」という意味合いです。

全容はもちろん、本体カラーも細部のパーツも、ミリタリー感たっぷりな仕上がりです。

ミリタリー(軍隊)という、時には人を戒めることもある職に就く人々が使うアイテムからインスピレーションを受けているこのバッグ。

それが原因となって、このバッグに荷物をパンパンに詰めて街を歩いていると、なぜだか色々と複雑な想いが頭をよぎるわけです自分の情緒が心配

サイズ比較のために190mlのコカ・コーラ瓶と一緒に撮ってみましたがあまり参考になりません。
(陳謝)

個人的用途

続いて、私がこのバッグを何の目的のために使っているのかという話。

もちろんですが、爆弾を運ぶために使ってはいません。

用途としては、トレーニング用のウェアやスニーカー、替えの洋服などを入れるために使っています。

つまり、ジム用バッグのような立ち位置です(ジムには通っていませんが)

荷物がたっぷり入る大容量にも関わらず ナイロン製で軽く(約500g)、丈夫でしなやか、雨や汗などの水気にも強い。

ガバッと大きく開いて、たくさんの荷物が入ります。
内側も表面と同じナイロン生地なので水気に強いのが嬉しい。

さらには ショルダーストラップも付属しているので、手持ち / 肩掛け 2wayで使用できるのも非常にありがたい。

付属のストラップ。
バッグ本体に取り付けるとこうなります。

と、このような特徴を書いたものの これに類似するナイロンバッグは 激安の殿堂たる「あのお店」に行けば他にも山ほど存在します。

ですが、どうしても「なんか違うんだよな感」があるため、テンションが上がりません。

というわけで、このダブルアールエルのアイテムに頼ってしまったわけです。

つまり わざわざこのバッグを使っているのは完全な自己満足です。
(はい、ファッションとは自己満足なものです。)

その他ディテール写真

ここからはディテール写真をつらつらと。

前面上部にはロゴパッチが付いています。
ロゴパッチのアップ。羽根のついたロゴがレトロで可愛い。
この頼りない感じがいいです。

メインの開閉はダブル仕様のファスナーです。
トップには本革の持ち手が付いています。
ファスナーメーカーはTALON社製。滑りは普通です。

ウェブ織のトップハンドル。
しっかりした持ち心地で丈夫です。
ストラップが付いているのでこのように束ねることができます。
なんだか楽しくて 意味もなくカチャカチャといじってしまうパーツです。

ショルダーストラップの金具部分。
ブラックの塗装が施されていますが、使っていると剥げます。
カチャッと装着の図。
本体のサイドにあるDカンにカチャッとつける、説明不要の使い方です。

外側両サイドにはこのようなポケットが付いています。
荷物が落ちそうなのであまり活用しません。
弾幕用の火薬とかを入れるのに便利です。もしくはアメとかお菓子。
バッグの内側にはファスナーポケットとオープンポケットがついています。
財布やスマートフォンを入れておくのに便利。

本体底には鋲などはなく、いたってシンプルな造り。

今回はバッグの中に大量のあんこ(プチプチ)を入れて撮影をしたので、バッグの形が綺麗に整っている写真が多いですが、日常使いで荷物をパンパンに詰め込むことはほとんどないため、実際にはこのような見た目です。

くてん…。
普段はこんな見た目。

程よいクタクタ感。

まとめ

最後にまとめです。

今回は私物の中から、ラルフローレン・ダブルアールエルのナイロンバッグを紹介しました。

大容量なのに軽くて丈夫

爆弾を運ぶにはもってこいの優秀なバッグです。

どこにでもありそうなバッグですが、実際に探すと納得できるものになかなか出会えなかったりするので、個人的には満足度の高いアイテム。

また、軽くて薄いので折り畳んでおくこともできるため(そういう仕様ではないけれど)、旅行などの際にメインバッグに忍ばせておくサブバッグとしての使い方もできそうです。

薄いのでぺたんこになります。
丁寧に折り畳むとこれぐらいのサイズになります。
190mlのコカ・コーラ瓶と比べてもこの通り。

では、今回はこのあたりで。

爆弾魔に間違われないように気を付けながら出掛けてきます。

職務質問されたら嫌だなぁ…。

スススッ。

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